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税理士の仕事について

税理士による「無料相談」考 本日は市役所の市民税務相談へ伺いました。

本日は藤枝市の市民無料税務相談日です。

 

 

当番税理士として、13:00~15:40まで担当いたしました。

ご相談に来られる方は、事前に市役所の担当者へ、だいたいの質問内容とともに予約を入れていただく手続きになっています。

 

本日は4人のご相談者と面談をさせていただきました。(定員4人がマックスです。)

 

Photo:市役所内の相談会場(個室です)

 

 

ここで、ふと私が考えましたことは……

 

皆さんは日頃「税金」のことは、誰に相談されますか?
もしくは、誰に相談したいと思われますか?

 

ということでした。

 

そこで今日のご相談者の皆様に、相談後、少しお尋ねしてみました。

「税金のことって、まず税務署に問い合わせをしようと思わなかったですか?どうしてこの無料相談をご利用されようと思われましたか?」と。

伺ったお答えの概要は以下の通りです。

 

◆ 税務署というお役所はなんだか「敷居が高い」ので相談しにくい。

◆ 税理士に相談しようとしても「お金がかかりそうだから、それに誰を選んだらいいかわからない」ので、それはそれで「敷居が高い」

 

ですので、本日行った市役所での税務相談に限らず、銀行等の主催の「税理士による無料相談」の需要としては、そういうことだと思いました。

(そのほか、税理士会の各支部でも無料相談を適宜実施しておりますので、ご利用くださいね。)

 

上記のような需要を満たすための「税理士による無料相談」。それはそれで、ご相談者にはメリットがありますよね。私はそれを否定しようとも思いませんし、このような無料相談を担当するのも「税理士としての社会的役割」だと考えています。

 

でも、残念ながら税理士側からするとどうしても「デメリット」もあるのです。

 

それは

◆ 相談時間が限られているので、1回限りの面談でご満足いただける回答をお出しできない場合がある
◆ 基本「相談」ですので、個別具体的な「税金計算」はできない(概算はできることもございますが)
ということです。

 

今日伺った市役所の税務相談の1人当たりの持ち時間は40分 (延長なし)です。

 

税金の用語はそれでなくても複雑で「できるだけわかりやすい言葉」でご説明をするようにしたいと思うと、どうしても時間不足になることも多くございます。

 

幸い「回答がうまくいくケース」と、残念ながら「不完全燃料ケース」(タイムオーバー)に分かれてしまいがちです。「不完全燃焼ケース」の場合のご相談者はまた、どこかで(税務署なりへ)再度相談に行かなければならなくなったりします。

 

お忙しい時間を割いてせっかく「ご相談」に出向かれるわけですが、残念ながら無料相談には上記のようなデメリットもあるということもご承知おきくださいね。


Photo:当事務所 個別コンサルティングスペース(サンルーム:天候のいいときに利用します)

藤枝市の女性税理士事務所 野島由美子税理士事務所(藤枝・島田・焼津・静岡)
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