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初海外女ひとり旅 ポルトガルリスボン#最大のピンチ

私の初海外ひとり旅は、一見順調にいったよう見えますよね。

しかし
旅が始まったばかりの2日目
始まって間もないというのに、この旅「最大のピンチ」を迎えてしまったのです。

リスボン到着後 2日目にして最大のピンチ

1日目 なんとか無事リスボンに到着し、ホテルに着いた時は達成感に浸る。
2日目 昼間 ガイドさんつきの観光がうまくいって、達成感に浸る。

 

しかし、落とし穴はその日の夜に待っておりました。

 

ポルトガルの民族音楽ファドを聴かせるレストランをその晩予約しており、夜出かけました。

内装はこんな感じ

 

レストランの奥のスペースにて時間になると、ファド(ポルトガル語で運命または宿命を表す民族音楽。ギターの伴奏に合わせて郷愁感をただよわせ歌手が歌います)のステージが始まります。

まずはお食事タイム


「ひとり」はなんと私のみ。その後ぞくぞくと人々が入店してきました。

 

そこでね、吸い寄せられるように私の目をひいたのが、総勢8人のグループ。

よく見ると、ある程度お歳を召されたおじいちゃんとおばあちゃんご夫婦4カップル達のよう。きっと、ご夫婦で集まってここに立ち寄られたのね。皆さん、とても楽しげに微笑みながらお食事をされておりました。

 

そこでは長い年月を重ねた安定感、安心感がただよっておりました。

 

その光景を見た私

 

まいったなあ………

 

リタイア後、もう一度夫婦だけの時間を穏やかに楽しむ。
私も歳をとってから、ああいう風に夫とふたりでゆったりとした時間を過ごしかったなあ。でも、夫はいなくなっちゃったしなあ…

 

もう私には絶対手に入れられない光景だな。

 

そんなことを考えてしまったのですよ。

 

要は、急にものすごい「孤独感」「喪失感」にさいなまれてしまったのです。

 

そんな心境の中、ファドがおもむろに始まりました。

店の中が暗くなり、赤いライトで照らされて演奏が始まりました。2人のギター奏者とともに女性の歌手がせつなげな歌を歌い始めました。

私はもう歌がどうとかではなく、一刻も早くこの場を立ち去りたい。寂しくてもういられないと思い、1曲聴いただけでそのレストランをあとにしてしまいました。

 

そしてホテルの部屋に帰ってきました。
「喪失感」や「孤独感」はそのまま、いやどんどん増してきます。

もう、帰りたい、帰りたい

このまま旅を続けるなんてできない

 

どうしよう?

 

 

 

日本にヘルプを求める

すっかり気弱になってしまった私は、すぐさま2人の息子にそれぞれラインを送りました。
リスボンは23時くらい、時差は9時間ですので日本は14時くらい。

 

私 「寂しくてもう帰りたい」 

 

しばらくして、いつもはすぐ返事をくれない息子達が返事をくれました。

 

長男「がんばれ~」

 

 

次男「てか、早いよ(笑)ちゃんと楽しんでこい」

 

………

 

 

ありがとう

 

 

いつの間にか、すっかり大人になって私を励ましてくれるようになっていた息子達。
心がほっこりしました。

 

 

「私はひとりじゃない」

息子達の中に夫は生きている。

 

そしてようやく、明日からまた旅を続けられる気持ちになれたのでした。

 

こうして私は、今回の旅での「最大のピンチ」を乗り越えることができたのです。

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